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■学術論文
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【論文名】
Goto A, Kishimoto M, Takahashi Y, Kajio H, Noda M: Possible aggravation and recovery of slowly progressive type 1 diabetes by onset and resolution of oral and esophageal candidiasis.
Intern Med 46 (18): 1629, 2007
【日本語抄録】
症例は77歳女性。2年前に口腔および食道カンジダ症に伴った高血糖で来院した際、インスリン分泌が比較的保たれ(尿中C-ペプチド排泄量 33.1µg/日)、GAD抗体も陰性であったことから、2型糖尿病の症例として報告した(下記の関連論文を参照)。しかし、2年間の観察後、1型糖尿病と診断しためここに報告する。来院時、1日3回の混合型インスリンにて1日計23単位のインスリンを使用しており、HbA1cは6.9%であったが、低血糖・高血糖を繰り返していた。インスリン分泌の著しい低下により、血糖値の変動をきたしている可能性を考え、インスリン分泌能の評価および病型の再評価を行った。空腹時血中C-ペプチド値と1日尿中C-ペプチド排泄量は著しく低下しており、グルカゴン負荷試験に対しては無反応であった。膵島関連自己抗体はIA-2抗体のみ陽性であった。以上の所見より、本例は当初2型糖尿病と思われたが、緩徐に進行し、2年間の経過で1型糖尿病であることが明らかになった緩徐進行性1型糖尿病の1例であると考えられる。
【リンク先】
PubMed
Internal Medicine
【関連論文】
Takasawa H, Takahashi Y, Abe M, Osame K, Watanabe S, Hisatake T, Yasuda K, Kaburagi Y, Kajio H, Noda M: An elderly case of type 2 diabetes which developed in association with oral and esophageal candidiasis.
Intern Med 46(7): 387-390, 2007
【関連論文日本語抄録】
症例は75歳女性。2005年1月の健康診断にて空腹時血糖 117mg/dl、HbA1c 6.0%を指摘され経過観察となっていた。4月に入り徐々に嚥下困難が出現、固形物摂取が不可能となったため、上部消化管検査施行。食道カンジダ症と診断され、治療が開始されたが、その翌日意識混濁と歩行困難にて救急外来に搬送された。精査の結果、糖尿病性ケトアシドーシスと診断され同日緊急入院。抗GAD抗体陰性であり、中等量のインスリンにて血糖コントロールが可能であっため2型糖尿病と診断。食道カンジダ症の発症と糖尿病の増悪が相互に関与した症例と考えられた。
(本例は上述“Intern Med 46(18): 1629, 2007”のようにその後緩徐進行1型糖尿病であることが判明した。)
【関連論文リンク先】
PubMed
Internal Medicine
Goto A, Kishimoto M, Takahashi Y, Kajio H, Noda M: Possible aggravation and recovery of slowly progressive type 1 diabetes by onset and resolution of oral and esophageal candidiasis.
Intern Med 46 (18): 1629, 2007
【日本語抄録】
症例は77歳女性。2年前に口腔および食道カンジダ症に伴った高血糖で来院した際、インスリン分泌が比較的保たれ(尿中C-ペプチド排泄量 33.1µg/日)、GAD抗体も陰性であったことから、2型糖尿病の症例として報告した(下記の関連論文を参照)。しかし、2年間の観察後、1型糖尿病と診断しためここに報告する。来院時、1日3回の混合型インスリンにて1日計23単位のインスリンを使用しており、HbA1cは6.9%であったが、低血糖・高血糖を繰り返していた。インスリン分泌の著しい低下により、血糖値の変動をきたしている可能性を考え、インスリン分泌能の評価および病型の再評価を行った。空腹時血中C-ペプチド値と1日尿中C-ペプチド排泄量は著しく低下しており、グルカゴン負荷試験に対しては無反応であった。膵島関連自己抗体はIA-2抗体のみ陽性であった。以上の所見より、本例は当初2型糖尿病と思われたが、緩徐に進行し、2年間の経過で1型糖尿病であることが明らかになった緩徐進行性1型糖尿病の1例であると考えられる。
【リンク先】
PubMed
Internal Medicine
【関連論文】
Takasawa H, Takahashi Y, Abe M, Osame K, Watanabe S, Hisatake T, Yasuda K, Kaburagi Y, Kajio H, Noda M: An elderly case of type 2 diabetes which developed in association with oral and esophageal candidiasis.
Intern Med 46(7): 387-390, 2007
【関連論文日本語抄録】
症例は75歳女性。2005年1月の健康診断にて空腹時血糖 117mg/dl、HbA1c 6.0%を指摘され経過観察となっていた。4月に入り徐々に嚥下困難が出現、固形物摂取が不可能となったため、上部消化管検査施行。食道カンジダ症と診断され、治療が開始されたが、その翌日意識混濁と歩行困難にて救急外来に搬送された。精査の結果、糖尿病性ケトアシドーシスと診断され同日緊急入院。抗GAD抗体陰性であり、中等量のインスリンにて血糖コントロールが可能であっため2型糖尿病と診断。食道カンジダ症の発症と糖尿病の増悪が相互に関与した症例と考えられた。
(本例は上述“Intern Med 46(18): 1629, 2007”のようにその後緩徐進行1型糖尿病であることが判明した。)
【関連論文リンク先】
PubMed
Internal Medicine
